ハリザッコは命の泉で生まれました。でも、いつの間にか黒く汚れた海に迷い込んでしまっていたのです。ハリザッコは思いました。もう一度あのきれいな命の泉に帰ろう。ハリザッコの旅が始まりました。


by harizakko
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ハリザッコの詩・・バックナンバーからその4

生きているということは泳ぎ続けること

ハリザッコは命の泉をめざして泳いでいました。
でも、なんかおかしいのです。
道に迷ったみたいに同じところをぐるぐる回っているようなんです。
「どうしたのかなあ。」
でも、水はひんやりと気持ちいいのです。そして水は澄み切っています。
「ここはどこなんだろう。」

ハリザッコがそう思ったとき、
どこからか声が聞こえてきました。それは天から降ってきたようでもあり、
水底からわいてきたようでもありました。

「ハリザッコや」

ハリザッコはキョロキョロ見渡しましたが、誰もいません。

「ハリザッコや わたしは 命の泉を守っているものじゃ」

「あっ そうなんだ。だとすると、僕は命の泉にたどりついたんだね。」

「そうじゃよ。」

「やったー。もう泳がなくていいんだね。」

「ハッハッハ、ハリザッコや、おまえはようがんばった。でも少し言っておくことがある。」

「なあに。」

「どうして、この泉はこんなにきれいなのかわかるかな?」

「さあ?」

「それはな、きれいな水がたえずわきだしているからじゃ。もし、仮にこの泉が汚れても
次から次へとわきだして汚れを外に追い出しているのじゃ。」

「ふうん」

「だから、もし、お前が泳ぐのをやめたら・・そうだ。ちょっと泳ぐのをやめてみろ」

ハリザッコは言われたとおり、泳ぐのをやめてみました。
すると、からだが流されていくのでした。

「ねえ、ねえ、泳がないと流されちゃうよ。」
ハリザッコは言いながらまた、もとのところまで泳いできました。

「これで、わかったじゃろ、泳ぎ続けなければならんことを・・」

「ちぇ、せっかくゆっくりできると思ったのにな。」

「ハッハッハ。ハリザッコやお前はまだ、勘違いしておるようじゃ」

「なあに」

「泳ぐのをやめるときは死ぬときじゃ。泳ぐということは生きているということなのじゃ」

「えっ そうなんだ」

いつの間にか声は聞こえなくなっていました。
ハリザッコはつぶやきました。

「泳ぎ続けることは生きているということ・・・。」


※いつになったら、タバコを吸いたくなくなるんでしょう。
 という質問をよく見かけます。3ヶ月?半年?1年?いえ、それ以上?
 数年経っても吸いたい気持ちが残っている人もいますし、10年してから喫煙者
 にもどってしまった人もいます。

だとしたら、吸いたい気持ちはいつまでも残っていると考えていたほうがいいようです。
今、吸いたくても吸わずに過ごせていること・・このことに満足して生活していくことを
続けていけたら、それでいいと思えたら、すごく楽になりますよね。

吸いたい気持ちがあるのは生きている証拠です。
きょうも、しっかり、生きていきましょう。
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by harizakko | 2005-12-26 15:56 | 禁煙