ハリザッコは命の泉で生まれました。でも、いつの間にか黒く汚れた海に迷い込んでしまっていたのです。ハリザッコは思いました。もう一度あのきれいな命の泉に帰ろう。ハリザッコの旅が始まりました。


by harizakko
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前に作った詩だけど

泳ぎ続けることは生きているということ

 ハリザッコは命の泉をめざして泳いでいました。
でも、なんかおかしいのです。
道に迷ったみたいに同じところをぐるぐる回っているようなんです。
「どうしたのかなあ。」
でも、水はひんやりと気持ちいいのです。そして水は澄み切っています。
「ここはどこなんだろう。」

ハリザッコがそう思ったとき、
どこからか声が聞こえてきました。それは天から降ってきたようでもあり、
水底からわいてきたようでもありました。

「ハリザッコや」

ハリザッコはキョロキョロ見渡しましたが、誰もいません。

「ハリザッコや わたしは 命の泉を守っているものじゃ」

「あっ そうなんだ。だとすると、僕は命の泉にたどりついたんだね。」

「そうじゃよ。」

「やったー。もう泳がなくていいんだね。」

「ハッハッハ、ハリザッコや、おまえはようがんばった。でも少し言っておくことがある。」

「なあに。」

「どうして、この泉はこんなにきれいなのかわかるかな?」

「さあ?」

「それはな、きれいな水がたえずわきだしているからじゃ。もし、仮にこの泉が汚れても
次から次へとわきだして汚れを外に追い出しているのじゃ。」

「ふうん」

「だから、もし、お前が泳ぐのをやめたら・・そうだ。ちょっと泳ぐのをやめてみろ」

ハリザッコは言われたとおり、泳ぐのをやめてみました。
すると、からだが流されていくのでした。

「ねえ、ねえ、泳がないと流されちゃうよ。」
ハリザッコは言いながらまた、もとのところまで泳いできました。

「これで、わかったじゃろ、泳ぎ続けなければならんことを・・」

「ちぇ、せっかくゆっくりできると思ったのにな。」

「ハッハッハ。ハリザッコやお前はまだ、勘違いしておるようじゃ」

「なあに」

「泳ぐのをやめるときは死ぬときじゃ。泳ぐということは生きているということなのじゃ」

「えっ そうなんだ」

いつの間にか声は聞こえなくなっていました。
ハリザッコはつぶやきました。

「泳ぎ続けることは生きているということ・・・。」


この詩は2005年7月7日に発表した詩です。
禁煙5ヶ月ごろに作った詩ですが、命の泉にたどりついても
泳ぐことをやめれば流されてしまう。
つまり、卒煙したつもりになって油断していると失敗するよ。
いつも禁煙を意識していないといけない。
という意味があるんでしょ。

それなのに、その通りの失敗をしてしまったから
笑っちゃうよね。

きょうは吸いたい度が高くニコレットを4個使用しました。
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by harizakko | 2007-01-31 18:34 | 禁煙