ハリザッコは命の泉で生まれました。でも、いつの間にか黒く汚れた海に迷い込んでしまっていたのです。ハリザッコは思いました。もう一度あのきれいな命の泉に帰ろう。ハリザッコの旅が始まりました。


by harizakko
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2人の受刑者

ここはテネシー州ジョンションシティーにある更正施設
監房には二人の受刑者がいた。
ジョン(仮名)とテッド(仮名)
ジョン「おい、テッドおれはどうしても吸いたいんだ。どうしてここは禁煙なんだ。なあ、おれはたばこを吸うためならなんだってできそうだ・・。」
テッド「ジョンよ、おれもだ。もう吸わないで1週間たつ。吸いたくて吸いたくて頭がどうにかなりそうだよ。」
ジョン「おい、やっちまおうぜ。」
テッド「やっちまうって何を?」
ジョン「看守を襲って人質にするんだ。そしてたばこを要求するのさ。」
テッド「おい、そんなことしたら・・」
ジョン「なあに、おれらはどうせ人を殺しているからこれ以上いい子にしていたって刑は軽くはならねえ、それよりもたばこを1服してえとは思わねえか?」
テッド「吸いてえよ」
ジョン「だったら・・・・(作戦会議)」

凶行

2月26日午後2時35分 監房
ジョン「おい!看守!大変だテッドが口から泡ふいて苦しんでいる!来てくれ!」
ジョンの声に看守のスチュアートが鍵を開けて入ってきた。
そのとき、後ろからジョンがスチュアートを羽交い締めにした。
テッドは隠し持っていた食事用のフォークを看守ののどのあたりにあてがった。
「おまえら・・何を!脱獄でもするつもりか?」
「うるせえんだよ!だまって歩け!」
監房からのドアを開けさせ二人は看守を連れて面会室に入っていった。
ドアに机をあてがい、開かないようにした。

騒ぎに気づいた別の看守が叫んだ
「おまえら、何が望みだ」
「たばこだ!」
「!?!」
「たばこを持ってこい!」
・・・・・・・・
「たばこの他には何が望みだ!」
「何も・・吸ったらもどるぜ」
「持ってこなかったら、この看守を殺すぜ!」

看守たちはこの2人の受刑者の要求をのむしかなかった。

2月26日テネシー州の更正施設で看守を襲い、人質にしてたばこを要求した受刑者がいた。
32歳と25歳の男性受刑者で、この二人の受刑者はたばこを吸うと自ら監房にもどったという。6時間に及ぶ騒動だった。


私のブログに来たトラックバックのニュースをみて、想像してみました。
タバコ欲しさの凶行ですな。
タバコは麻薬です。
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by harizakko | 2007-03-06 04:35 | 短編小説