ハリザッコ(イバラトミヨ)の紹介
2005年 05月 28日
今回は本当のハリザッコ(イバラトミヨ)のことを詳しく紹介します。
イバラトミヨ(秋田県では方言でハリザッコと呼ぶ)はトゲウオ目トゲウオ科トミヨ属に属する淡水魚で、
体長5,6cm前後、背中に7~9本の棘があります。トゲザッコ、ハリンコなどとよぶところもあるようです。
日本では新潟県が南端で、東北地方や北海道に生息しています。
氷河時代からの生き残りといわれ、年間を通して10~15度前後で安定した清らかな沼や川にしか住むことが
できません。水生昆虫やヨコエビなどを食べています。
ハリザッコのオスは繁殖期になると、婚姻色を帯び、オスとメスで仲良く巣作りをします。
巣は、水草を用いてゴルフボール状に作ります。一端に入り口があるので
鳥の巣みたいですね。
オスはそこへメスを誘い、メスはこの巣の中で1回に30~40粒の卵を産みます。
子どもが卵からふ化、巣立つまで育児を行います。この巣に他の魚が近づくと追い払って巣の中の子どもを守ります。
さて、インターネットをながめていたら、次の文章に出会いました。
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今回は観察窓で見た出来事で、主人公はイバラトミヨです。
イバラトミヨはトゲウオ科の魚で、水草の間などに多く生息しています。窓でも時々観察されていますが、
窓前は水草がなく、通常イバラトミヨが生息するような環境ではありません。おそらく、上流の生息地から
流されてくるのではと考えています。
ところで、観察窓前の千歳川の流速はおよそ0.4~0.7m/秒、サケの親や大型のウグイなどはこの流速でも
大丈夫ですが、サケの稚魚など小型の魚は流されてしまうので、窓前のよどみの部分に多く集まっています。
イバラトミヨもよどみで見られる魚ですが、先日、上流に向かって必死に泳いでいる姿を発見しました。
川底を這うように、少し進んでは石の陰で流れをかわしています。私も心の中で応援し、やがて見えなくなり
ました。そのがんばる姿には、感動すらおぼえました。
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ハリザッコが必死に自分の生息地に向かって泳いでいる姿に感動した人の文章です。
うーん、なんてぴったりなんだ。これ書いた人ありがとう!!
イバラトミヨ(秋田県では方言でハリザッコと呼ぶ)はトゲウオ目トゲウオ科トミヨ属に属する淡水魚で、
体長5,6cm前後、背中に7~9本の棘があります。トゲザッコ、ハリンコなどとよぶところもあるようです。
日本では新潟県が南端で、東北地方や北海道に生息しています。
氷河時代からの生き残りといわれ、年間を通して10~15度前後で安定した清らかな沼や川にしか住むことが
できません。水生昆虫やヨコエビなどを食べています。
ハリザッコのオスは繁殖期になると、婚姻色を帯び、オスとメスで仲良く巣作りをします。
巣は、水草を用いてゴルフボール状に作ります。一端に入り口があるので
鳥の巣みたいですね。
オスはそこへメスを誘い、メスはこの巣の中で1回に30~40粒の卵を産みます。
子どもが卵からふ化、巣立つまで育児を行います。この巣に他の魚が近づくと追い払って巣の中の子どもを守ります。
さて、インターネットをながめていたら、次の文章に出会いました。
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今回は観察窓で見た出来事で、主人公はイバラトミヨです。
イバラトミヨはトゲウオ科の魚で、水草の間などに多く生息しています。窓でも時々観察されていますが、
窓前は水草がなく、通常イバラトミヨが生息するような環境ではありません。おそらく、上流の生息地から
流されてくるのではと考えています。
ところで、観察窓前の千歳川の流速はおよそ0.4~0.7m/秒、サケの親や大型のウグイなどはこの流速でも
大丈夫ですが、サケの稚魚など小型の魚は流されてしまうので、窓前のよどみの部分に多く集まっています。
イバラトミヨもよどみで見られる魚ですが、先日、上流に向かって必死に泳いでいる姿を発見しました。
川底を這うように、少し進んでは石の陰で流れをかわしています。私も心の中で応援し、やがて見えなくなり
ました。そのがんばる姿には、感動すらおぼえました。
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ハリザッコが必死に自分の生息地に向かって泳いでいる姿に感動した人の文章です。
うーん、なんてぴったりなんだ。これ書いた人ありがとう!!
by harizakko
| 2005-05-28 09:50