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ハリザッコは命の泉で生まれました。でも、いつの間にか黒く汚れた海に迷い込んでしまっていたのです。ハリザッコは思いました。もう一度あのきれいな命の泉に帰ろう。ハリザッコの旅が始まりました。


by harizakko
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掌蹟膿胞症 ~その2

何度かその皮膚科病院に通っていたのだけれど、少しも改善されなかった。
職場の同僚に「もう少し、大きな病院で精密検査を受けた方がいい」
と、勧められた。
「掌蹟膿胞症」をインターネットで調べたら、その病気で苦しんでいる
人の掲示板などがあった。何年も苦しんでいる人、その病気のせいで職場を
やめた人、病院を何度も変えた人、
よくなった人の話はほとんどなかった。治療法のない難病・・そう判断された。
やがて大きな総合病院にうつってみた。
塗り薬と付け薬の処方は前と同じで、紫外線照射みたいなのに手をかざす治療が
おもだった。
医師は甲状腺の切除が有効な場合もあるということで、耳鼻科に紹介状を書いた。
耳鼻科で診察されても「様子をみる」ということだった。
病気は進行し、手足の爪が黄色くなり、変形が始まった。掌側だけでなく手の甲
側もみっともなくなった。
足の親指のつめの下にも膿胞ができているらしく、爪がはがれやすくなっていた。
ちょっと何かにぶつけただけで激痛が走り、爪の下から血が出た。靴をはくと
いたくて、ずっとサンダルだった。
通っている病院の外科で爪をとってもらった。最初は右足の親指の爪、やがて左足の
親指の爪・・。
 髪の毛が抜けるようになった。大量のふけが出るようになった。全身のいろんなところ
がかゆくなり、アトピー性皮膚炎のような感じだった。
インターネットで何度か調べていくうちに、秋田県に掌蹟膿胞症の第一任者である
前橋というお医者さんがいる病院を見つけた。
そこでの治療は「ビオチン」という薬の投与と「禁煙」であり、たくさんの人が完治
しているということが書いてあった。
「禁煙」の言葉にひっかかった。無理だ・・そう思った。でも、そこにいくしかないと
思った。
 (続く)
by harizakko | 2005-08-09 01:20 | 禁煙