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ハリザッコは命の泉で生まれました。でも、いつの間にか黒く汚れた海に迷い込んでしまっていたのです。ハリザッコは思いました。もう一度あのきれいな命の泉に帰ろう。ハリザッコの旅が始まりました。


by harizakko
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脳内のニコチン工場

脳は絶えず働いています。喜怒哀楽の感情、思考したり判断したりします。そんなとき脳内の神経伝達物質が出されて働いています。

ニコチンが脳内に入っていくと
実はこれが効率のよい原料となる。
これを利用しない手はないということで
脳内にニコチンを利用して伝達物質を作る工場が立つ。
おお、この工場はすごい生産量だ。ということで、
工場の経営者はニコチンをもっと要求してきます。
さあ、さらに多くのニコチンが送り込まれました。
そのニコチンを使うための工場がまたつくられます。
こうして工場がたくさんつくられた状態が喫煙者の脳です。

禁煙を始めると、ニコチンがないので、
工場の経営者は「どうしたんだ、ニコチンがないと工場がつぶれちゃう」と言って
騒ぎ出します。だから、吸いたくなるのですね。

ニコチン工場はひとつ、またひとつと閉鎖に追い込まれます。
ただ、そのとき、まえからあった工場も休んでいるので
脳がうまく機能しなくなります。
これが禁断症状の原因です。

しかし、もともとあった工場が働き出すと、だんだん脳はもとにもどっていきます。

ところが、ニコチン工場は原料がないだけで、いつでも開始できるのです。1本吸えば、「そらきた」と大喜びでニコチン工場が復活します。
だから、元喫煙者はまたすぐにニコチンを利用するようになってしまいます。

残念ながら一度建てられたニコチン工場は無くなりません。
いつでもニコチンを待っています。
これがやっかいなんですよね。

ステータス: 少佐
卒煙日: 2007年 1月 23日
卒煙からの日数: 0年 0ヶ月 17日 13時間 19分
延びた寿命: 1日と8時間11分
節約できた金額: 5617円(節税分 3336円)
節煙本数: 351本 29.84m 下駄飛ばし世界記録
by harizakko | 2007-02-10 09:20 | 禁煙